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10月3日(月)より順次、インジュリー機能の外傷・障害報告作成入力フォーマットの改修を行います。
*2022年6月8日以降にご利用を開始されたチームと2022年9月1日時点でインジュリー機能のご利用がないチームは本改修がすでに適応されています。
変更の背景
2019年10月にスポーツ外傷・障害および疾病調査に関して、国際オリンピック委員会による共同声明(※1)が発表されました。また、2022年には日本臨床スポーツ医学会と日本アスレティックトレーニング学会が共同で「スポーツ外傷・障害および疾病調査に関する提言書」(※2)を発表しました。
ONE TAP SPORTSでは、上記の新たな基準で推奨される内容に準じた形式でデータの入力・蓄積ができるようインジュリー機能の外傷・障害報告書作成フォーマットの改修を行います。
今回の改修により、標準化されたインジュリーデータの蓄積が可能となるため、チーム内で発生するスポーツ外傷・障害の分析がより標準化された統一的なフォーマットで行えるようになります。(分析機能は今後アップデートを予定)。
※1 参照:Bahr R, Clarsen B, Derman W, et al. International Olympic Committee consensus statement: methods for recording and reporting of epidemiological data on injury and illness in sport 2020 (including STROBE Extension for Sport Injury and Illness Surveillance (STROBE-SIIS)). Br J Sports Med. 2020;54(7):372-389.
※2 参照:砂川憲彦, 真鍋知宏, 半谷美夏 他. スポーツ外傷・障害および疾病調査に関する提言書:日本臨床スポーツ医学会・日本アスレティック トレーニング学会共同声明. 日本アスレティックトレーニング学会誌. 2022;7(2):155-171.
新フォーマット画面イメージ
主な変更点
- 入力画面のデザインを変更しました。
- 離脱日を記録できるようになりました。
- 離脱日から完全復帰日までの日数が「復帰までの日数」として計算されます。
- 外傷・障害部位と外傷・障害種類入力形式が複数選択形式から単一選択形式になりました。
- 1つの外傷・障害報告書内で複数部位・種類の受傷を記録する場合は「受傷部位を追加」から外傷・障害部位と外傷・障害種類を追加いただけます。
- 1つの外傷・障害報告書内で複数部位・種類の受傷を記録する場合は「受傷部位を追加」から外傷・障害部位と外傷・障害種類を追加いただけます。
- 外傷・障害部位と外傷・障害種類の項目名称を変更・追加しました。
- 入力形式の変更に伴い、受傷部位と外傷・障害種類の集計方法が以下に変更となりました。
- これまでの集計対象:選択したすべての外傷・障害部位とすべての外傷・障害種類
- 今後の集計対象:受傷1に記録された外傷・障害部位と外傷障害種類